施設の温湿度管理

ゲートウェイを用いて複数箇所の温湿度データーをクラウドに転送します

purpose

2020年の世界と日本の平均気温が、観測が始まった19世紀末以降、最高となる見込みであることが気象庁の調査で 分かった。気温上昇に伴い、各地で30年に一度の規模の高温や大雨などが頻発した。この異常高温の影響は、 熱中症で命を落とす人が近年、急増していることにも現れている。2010年に統計史上初めて年間1千人を超えて以降、 最新のデータがある18年までに計3回、1千人超の死者が出た。18年までの10年間の死者数は、それ以前の10年間から ほぼ倍増している。とのデータもある。 異常高温から、人や動植物、食品、機械設備を守るためには細かに現地の状態を モニタリングし現状をリアルタイムに把握しておくことが大事だと考えます。

 

温湿度センサー

現地の温度湿度データをリアルタイムにクラウドに送信します。

  

development

課題解決

温湿度センサーをIoTセンサーデバイスとして使えるものにするには、以下の課題を解決する必要があった。

課題① センサーデバイスがバッテリーで長期間駆動すること
課題② 設置場所を選ばないこと
課題③ 扱いやすく、安価であること

【課題①】 センサーデバイスがバッテリーで長期間駆動すること


センサーを施設や設備に後付で設置していく場合、その施設や設備のメンテナンスに即した形でセンサーを運用できないと 事実上運用が困難になってしまいます。施設や設備のメンテナンスに即して運用していくには年単位で駆動し続けること必要だった。


【課題②】 小型で設置場所を選ばないこと


ビル、駅、商業施設など、温湿度データーが必要なあらゆる場所にきめ細やかに設置するには、通信電波の問題を解決する 必要があった。建物の奥や電波の通りの悪い場所にセンサーの設置が必要な場所に設置を可能にするゲートウェイの開発が必要だった。


【課題③】 扱いやすく、安価であること


温湿度のモニタリングは、温湿度データーが必要なあらゆる場所に設置しなくてはモニタリングの効果が上がらないと思います。 風通しによる熱溜まりや、機器そのもの発熱を把握して異常に気づき対処することが大事だと思います。そのためには、誰にでもデバイスが 扱えて、ふんだんにデバイスを設置できるように、扱いやすく、メンテナンスフリーで安価なデバイスの開発を目指します。

 

イメージ図